今年は特に厳寒の日々が続く中、本来なら冬が明けようとする「立春」の前日・節分の日に、姫路教会では “ 節分会 ” が行われました。
教会の玄関を入ると、先ず目に飛び込んできたのが、三匹の[鬼]
新しい年に向かって、改めて心を清めたいと感じる一瞬でした。
式典は沢山の来賓の参列を頂き、河南教会長お導師のもと読経供養から始まり、特に節分を越えるにあたり「陀羅尼品」を五回づつ読誦致しました。
続きまして、来賓を代表され“書寫山圓教寺教化部長”中安剛圓様より挨拶を頂きました。
中安剛圓様は色々なお話をされましたが、「幸せとは?」のお話の中で「いま・ここ」の大切さを説かれました。
まさしく『佼成・2月号「会長法話」』の中にある(「いま・ここ」に心を向ける)事をお教え頂き、生きていることの幸せを実感する事の大切さを、ご指導頂いた事、そのものでした。
そしてこの時、法華経の素晴らしさ、立正佼成会の会員であることの有り難さを、お二人の『師』により感じさせて頂き、感謝申し上げました・・合掌。
河南教会長の挨拶は、恒例の(今年の運勢・九星の運勢)を発表され、来賓の皆様も含めあちらこちらから、小さな歓声やあるいはため息が聞こえて参りました。
そして教会長さんは特に次の五つの指針を、会員の皆様にしっかりと示されました。
・今年は地道で着実な歩みを行いましょう。
・布施行(特に財施)の実践。
・自らを敬い相手を敬う ・・・ 仏性礼拝。
・布教伝道・手取り・お導きの実践 ・・・ み教えを広める。
・ご本尊勧請の推進。
そして、いよいよ追儺の儀(豆まき・餅まき)が始まりました。
まき手は、河南教会長を中心に、書寫山圓教寺教化部長・中安剛圓様、地元自治会長様、老人会長様、そして水口元教会長様のご来賓の皆様と、今年[還暦・厄年を迎えられた方々]が赤いハッピを着、大きな声で「鬼は外・福は内」と威勢よく豆をまかれました。
この時ばかりは会員の皆様も、役職の上下・男女の区別なく、(あの人あんな大きな手をしていたかな・・・?)と思われるぐらい両手をいっぱいに広げ、豆や餅を受け止めていました。
そのあと、これも恒例になった福引が行われ、節分会が閉式されました。
今年も、会員の皆様に “ 幸 ” が訪れますように・・・・。
合掌