姫路教会 学生部 平和学習会

姫路教会学生部(参加者 中学生・高校生対象 8名)は学習会の一環として
令和6年7月28日(日)姫路市手柄山にある「姫路市平和資料館」に研修訪問を致しました。

1階の常設展示室及び2階の多目的展示室には、焼け野原になった終戦後の姫路市の写真や被災品が多く展示されていました。
沢山あった写真の中でも、被災しなかった姫路城の写真には感動しました。

又、爆弾による被爆体験(移動床における爆発時振動の疑似体験)のコーナーでは、思わず声を出してしまった参加者もおり貴重な体験になったようです。

約30分の展示室見学の後、2階の会議室で姫路市の田中さんよりお話を頂きました。
「姫路市は昭和20年6月と7月の2度にわたり空襲があり、罹災面積約120万坪(甲子園球場の約100個分)が焼失しました。そして亡くなられた方は514人にも上りました」
「私たちは平和は特別なものではなく当たり前の継続である・・と思っているが、戦争で当たり前の平和が無くなった!」
そして、お話の最後で
「現在は、当たり前の平和の中で(ありがとう)(おかげさまで)(助かります)の相手を思いやる気持ちが薄らいでいっている様に思います。一人一人が命を大切にすることをもう一ど考え、そして命のバトンを大切につないでいきましょう」と、力強くそして優しくお話を締めくくられました。
お話の後、姫路市及び日本全国で罹災した【焼夷弾】の実物を見せて頂きました。

最後は慰霊塔に参拝し、全員で合掌・礼拝させて頂きました。

教会に戻り、青年館2階で小林教会長さん・中田青年部長と一緒に昼食を頂き、一人一人本日の平和学習会の感想を発表いたしました。