台風9号の影響により8月9日未明の大雨で、川が氾濫し、死者18名・行方不明者2名(9月10日現在)・床上浸水・床下浸水した家屋は1,980棟に被害が有り、姫路教会の管轄地域の中の佐用地区が大きな被害を受けました。 姫路教会では、有志を募り8月17日~30日まで多くの人が、佐用地区のボランティアに参加しました。
ボランティアに行く道中には、水が橋の上まで来て流木などにより欄干が壊れた橋・あふれた水により土台が流され傾いた家などがあり、水害の恐ろしさを感じながら行きました。
又、本部から、被害の大きい佐用郡佐用町と赤穂郡上郡町に、一食平和基金から、緊急支援が決まり、近畿教区 園ブロック長様が、一食平和基金を持って、佐用町役場、上郡町役場を訪問され、贈呈されました。
園ブロック長様はその後、ボランティア隊と合流されました。 その場所は、佐用町内の工場と住居が隣接しているところで、床上30cmぐらいまで水が上がってきたとの説明でした。 水が引いた後には、泥がいたるところ一面に約10cmの厚さで残っていました。 まず床の下の泥をバケツリレーにより、外に運び出し、続いて庭の泥も運び出しました。 途中、腐ったどぶ川のようなにおいが泥から常に発生していて、気分が悪くなる人も出ましたが、約6時間の作業を無事終えました。
ボランティアを終わったあと、困っている人の手伝いが出来て非常にありがたかった。 就職活動中の人も参加されており、ボランティアを終わったあと、徐々に就職先が決まるなどの、ありがたいお手配も頂きました。
又、近畿ブロックから、大阪教会・滋賀教会の大勢の方が、復旧作業のボランティアに暑さ厳しい時、遠方よりかけつけて頂き、まことにありがとうございました。
このブログ上ではありますが、心より御礼申し上げます。