姫路教会会員のみなさま! 教会へ参拝の楽しみがまた一つ増えました!
その楽しい(お宝)がある場所は・・・・・二階へ上がる階段の南面の壁面にあります。
この【だるまの書】の作者は、「NPO法人明るい社会づくり運動ひょうご」理事の中村正剛先生です。
下記に、【だるまの書】をご覧になられた皆様方へ、中村先生からのメッセージを頂きましたのでご覧下さい。
『達磨大師』に学ぶ見方・生き方 中村正剛
達磨大師は、仏教尊者として日本に伝わり、(子供の遊び)(土産物)(日常生活用品)(“だるま屋”の様な屋号)等々、そして芸術や宗教を通して、様々なすがたで人々の心に広く深く根付いていき、我々の心身の成長を支援しています。
支援の方法や内容には、激励や諭し、承認や癒しなどがあるように思います。
支援の内容をより分かり易くするために、熟語や文章で表現された「暮らしに生きる心の言葉(讃)」を書き入れる事がよくあります。
例えば、熟語では、無心・平常心・日々是好日など、文章では画面の中央に書いている、「諸悪莫作 ・ 衆善奉行 ・ 自浄其意 ・ 是諸仏教 ・・ (悪いことをするな、善い事をせよ、心を清らかに保て、是が仏の教えなのだ)」などです。
達磨大師像を見る人は先ず、顔を見ます。 次に目を見ます。 このような事に配慮して、目や視線の表現に心を配ります。
理想を追う目は遠くを穏やかに見つめ、忠告や語りかけの目は八方にらみに、癒しの賛には和やかな表情を、事に臨む時や決意表明の時には険しい目線に・・・等々です。
今回の達磨大師の目は、どのようにご覧になりましたでしょうか。