10月のお話 ・・・・ 姫路教会長 河南有紀

                      (パート ー 2)                                          
    『 
や せ る ぞ っ ! 』 Partー2

 7月19日から、昼食をやめて ・・・ 今年の夏が終わりました。

お陰さまで毎年恒例の “ 夏太り ” から解放され (笑) 、苦しんできたであろう私のスカートのファスナーさんやブラウスのボタンさん達も、ほっと胸をなでおろしていることでしょう \(^o^)/

しかし、あくまでも自己満足の範囲であって、未だどなた様からも 「 あれ? 痩せましたか? 」 とお声をかけて頂いておりません (+o+)

 “ 〇〇の秋 ” とよく形容(読書とか・スポーツとか・・・)されますが、私は ご多分にもれず、食欲の秋です。

そして・・・・、少し自分に甘くなりかけた時に手にした「佼成10月号」の表紙。
(会長法話・少食と身心の健康)の文字が目に飛び込んできました ! ! ! 。

驕慢(きょうまん)承知であえて言わせて頂きますが、会長先生は私のために法話を下さっているのではないかと、びっくりしました

もうこうなったら !   続けるしかありません ! 
来年の今頃、痩せて美しくなった(美しくは余分ですが・・・)私がいることでしょう。

 話は変わりますが、佼成新聞の “ 視点 ” の中に 「異常気象と地球温暖化防止の実践は、賞味期限の迫ったものを買うこと」 とありました。

今月の「佼成」ご法話の中にもお話になっておられたように、既に会長先生宅でも実践されていると ・・・・
実は私も既に実践していたのですが、実践の心構えが違っていることに大変恥ずかしくなりました。

 大阪での修行時代、ある先輩主任さんから「河南さん、お金が貯まるコツを教えてあげる」と言われ、わくわくしているとその答えは、「使わないこと」でした。
その方は、 〔 つもり貯金 〕 という実践をされ、バスに乗らないで歩いたバス代等〇〇したつもりと、貯金箱に貯めて、いっぱいになると “ 普通貯金 ” に入金し、ある一定の金額になると “ 利子の良い貯金 ” に預け・・・、そうして大きなお家を頂いた事を自慢げに話して下さいました。
すっかり感化された私も早速始めました。
しかし、残念ながら根気のない私は直ぐに諦めました。 今頃続いていたら ・・・ どんな御殿に住んでいたことでしょう 主人のお蔭さまで、仕事をすることもなく ・・・ ご法精進一筋(そんな大した精進ではありませんが・・・)でしたが、少しでも家計の助けとなるようにと、スーパーの半額シールの商品めがけ、自分の仕事と思って夜な夜な頑張って買いあさっていました。
自然に賞味期限近くのものを買っていたのです。

しかし、そういうことが食品ロスを防ぐ菩薩行であることなど、少しも思っていませんでした。
先程の〔 つもり貯金 〕ではありませんが、

安く買った残りの金額を、正価で買った〔 つもり 〕で貯金し、それを(一食運動の一部)に加えさせて頂こうと決意致します

一日に一度の食事も取れない人々に思いを馳せ、自分は何ができるだろうか・・・。

報恩感謝を捧げる布教月間の時に、先ず、身心ともに健康で、今生かされている生命に感謝し、精一杯 法の悦びをお伝えさせて頂きます。

                                   合掌