佐々木壮年部長導師による読経供養、功徳の発表、家庭教育の研修がありました。
5月10日に〔脇祖さまご命日〕の式典が開催されました。
◎ Kさんの発表(主旨)
転勤族で仕事一筋できて平成20年に定年を迎え、姫路に落ち着くことになりました。退職後しばらくのんびりと目的のない生活を送っていたが、壮年部活動に参加する内に、教会で保険のお役を頂くお手配を頂きました。喜んでお役をさせて頂くことで生活にリズムができ、社会とも触れ合うことができ生き甲斐を持てるようになった。
4月からは、総務の保険補佐を頂き、お役を通じ皆さんから声をかけて頂けるよう、そして明るく・やさしく・暖かくご縁を大切にしてお役を全うしていきたいと誓願されました。
◎ Fさんの発表(主旨)
小さいころ大病を患い、両親、多くのサンガのみなさんのおかげで、奇跡的に命を助けていただくお手配をいただいた。
お父さんが手術を受ける時、「Rh-(マイナス)」型の血液が必要となり、多くのサンガのみなさんが献血を申し出てくださった。同じ血液型の方は数名しかおられず、その中の一人の青年部の方が手術の間、「いつでも献血ができるように」と待機して下さっていました。それに感動して、青年部活動に参加するようになった。しかし仕事が忙しく、次第に御法から足が遠のいていました。
両親が年を取り介護が必要となってきて、親孝行で両親の介護に専念しようと、勤めていた会社を辞めた。
しかし、そのような中、親友の自殺、身近な死に会い、自死を考える程精神的に落ち込んでいた。教会長さんにご指導を頂き、教会へ毎月の「朔日詣り」に参拝し、聖壇の太鼓のお役をさせて頂く修行のお陰で、仏様に生かされていることに気づき
、立ち直る功徳を頂きました。今、健康でおられ、恩返しのための献血を162回させて頂いている。
今回、自分の過去を冷静に見つめ直すことができたことに感謝し、今後一層の菩薩行に励むことを誓願されました。
〈家庭教育講座〉担当:Kさん
「子育てにおける祖父母の役割」について家庭教育の講演を頂きました。
子育てで大切なことは、
子供を甘やかす(子供の言いなりになったり、過保護・過干渉・その場しのぎで事を終わらせる。・・・)のではなく、
子供が甘える。(子供の話しをよく聴き、褒めてやること。待ってやること。)子供に寄り添うこと。
子供は、自分が大切にされていることがわかると心が安定するし、自分は大丈夫という自信が生まれ、頑張ろうという気持ちが生じ自立する。
祖父母の役割
◎子育ての脇役に徹する。
(子育ての責任は親にあるので、子育ての方針を決めそれに従う。)
◎孫の避難場所になってやる。
(愛されたという気持ちは、安らぎとなり幸せになる。最後の砦。)
核家族が進む現在、将来を担う子供たちのために祖父母の役割と家庭の在り方を改めて考えさせられました。
合掌
文責 : メディア布教委員 M.O
撮影:姫路南支部Aさん(平成27年5月3日午後8時ごろ)