教会長のコラム(第1回)

『教会長のコラム』

 この度、姫路教会長のお役を拝命致しました、小林宏彰と申します。

姫路教会の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 今回の『しらさぎ日記』リニューアルを期しまして、これからは「教会長のコラム」として、私が日頃考えていることや、感動したこと、皆さんと分かちあいたいと思ったことなどをつづっていきたいと思います。

 第1回は、『わたしの陀羅尼(だらに)』です。

 会長先生はご法話の中で、陀羅尼を「それを唱えれば、心のなかで動き回る貪りや怒りや自己中心の思いを抑えて、自分のなかにある仏の心をはたらかせる力をもつ、呪文のような言葉」とご説明くださり、ご自分の陀羅尼「おんにこにこ はらたつまいぞや そわか」をご紹介くださいました。

 また、國富理事長さんは、「楽しく 楽しく 楽しく」をご自分の陀羅尼とされていることをご紹介くださいました。

 そこで、私も自分の陀羅尼を持たせて頂きたいと思い、考えました。

私の陀羅尼は、『ほんわか そわか』と、『思いやり運転 そわか』とさせて頂きました。

 『ほんわか そわか』は、私が初めて教会長のお役をいただく時に、会長先生から頂いたお言葉「ほんわかした人になってください」にちなんでつけさせて頂きました。

 『思いやり運転 そわか』は、車を運転する時に、つい我が出てしまいがちになるので、それを抑えるためにつけさせて頂きました。

 「そわか」という言葉は、自分のなかの仏への呼びかけとなり、仏心に立ち返るスイッチになるということなので、人と会う時や車の運転をする前に、この『ほんわか そわか』と『思いやり運転 そわか』を唱えさせて頂いています。

 ついつい忘れてしまうこともありますが、『ほんわか そわか』は、自分の心を落ち着けて、優しい気持ちを持つのに役立っていますし、毎日「今日も、よろしくお願いします」と車に語りかけ、吊るしてあるお守り(写真)をさわって、『思いやり運転 そわか』と唱えると、車の中でカッとなる回数が減り、相手に譲る心の余裕が生まれ、穏やかな気持ちで運転できるようになってきました。

 ぜひ、皆さまも、自分の陀羅尼を考えてみてください。

そして、よろしければ、この『しらさぎ日記』ブログに投稿してください。

 どうぞよろしくお願い致します。

合掌

姫路教会長 小林宏彰