いまが青春!
私は老け顔だ!
私が若い頃、年相応に見られずに大いに乙女心が傷ついていた青春時代を、おくってきたものである。
8歳下の弟を連れていると若いお母さんに間違われ、高校生の頃ポニーテールで駅のホームで電車を待っていると、おじいさんから声をかけられ「うちの28歳になる孫の嫁に」と言われ、「私まだ高一なんです!」と言うと申し訳なさそうにひかれたり、「そういう人は、年いったらふけないから」とよく言われたけれど、少しもなぐさめになっていないわ!と怒りにも似た感情をいだいてきたのである。
小柄で可愛く・か弱そうな人は、童顔だなあという私のひがみ根性も増幅し、そのせいか「可愛い」と言われることが私にとっての最大の褒め言葉になったのである!・・・ なんて書くと、「可愛い・可愛い」とまわりから言われだしたらどうしましょう(笑)。
佼成会の先輩方は年齢不詳の方が多いと常日頃感じている。
婦人部の頃、当時の教会長さんが「婦人部時代の生き方でその人の顔が決まるんですよ」と教えて頂き、欲の深い私は、どうしたら美しく年をとれるかと真剣に聞いたものである。
あれから、〇〇年・・・体の巨大化と共にますます(老け顔)に磨きがかかり!いくつになったら、年相応に見られるようになるんだろう・・ と乙女心を痛めている今日この頃である。
3月の会長先生ご法話は「季節の行事に親しむ」である。
日常や信仰生活のマンネリ化から抜け出し、日々の精進に弾みをつける・
風物や行事を通して説かれる神仏の声を聞かせていただくこと・
だれもが「いまが青春」いくつになろうと、そのときその瞬間が人生でいちばん若いときであるとお示し下さいました。
ここを学ばせて頂いて ・・・ 改めて、ここに!
佼成会の先輩方の若さの秘訣があったのだ!と気づかせて頂いた。
今からでも間に合うかな ・・・ いえ! 私も「いまが青春なんだ!」
今が成長の時・この気概をもって精進していこう!!
創立の月にあたり、開祖さまの歩みから学ばせて頂き、真の仏教精神を広めるべく、感動・感激を出会いの中でお伝えしていこう!
合掌
姫路教会長 河南 有紀